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鳥取連続不審死 上田容疑者のウソで固めた人生(産経新聞)

 強盗殺人事件に発展した鳥取の連続不審死。28日、電器店経営、円山秀樹さん=当時(57)=に対する強盗殺人容疑で再逮捕された元スナック従業員、上田美由紀容疑者(36)は「元看護師」を自称して大量の睡眠導入剤を持ち歩き、言葉巧みに男性に近づき金銭的な援助を求め、一部の交際相手には睡眠導入剤を飲ませていたという。6人の男性が謎の死を遂げた事件の真相解明が始まった。

 「ちゃんと薬を飲んで!」。昨年10月26日夜。上田容疑者は、昏睡状態になった男性の口元へ多量の錠剤を押し込んだ。介抱と思える姿だが、一部始終を目撃した上田容疑者の知人は、錠剤が男性の常備薬だったカプセル薬と違うことに疑問を抱いたという。

 男性は翌朝に急死。知人の話によると、上田容疑者は知人に警察に疑われていると打ち明けた上で、「薬は飲ませてないよね。警察から聞かれてもそう言って」と頼んだという。

 急死した男性は無職の田口和美さん=当時(58)。捜査関係者によると、田口さんの遺体から、円山さんや昨年4月に水死したトラック運転手、矢部和美さん=当時(47)=と同じハルシオンなど睡眠導入剤2種類と風邪薬の成分が検出された。一連の不審死は連続殺人だった公算が大きい。

 この知人によると、上田容疑者は「昔は看護師だった」と話し、持病や健康管理のアドバイスと称し、出所不明の薬を配っていた。しかし、県警によると看護師だった経歴はなかった。元看護師と信じ込んで薬を飲んだ人たちはその後、体調を崩したり、意識を失ったりしたほか、病院で治療を終えて帰宅すると財布の中身が無くなっていることもあったという。

 上田容疑者は鳥取県北栄町出身。県内の高校を中退し、平成5年ごろ大阪で結婚して子供をもうけたが、離婚し地元に戻った。その後、鳥取市内のスナックで働き、最初の詐欺事件で逮捕された昨年11月当時は共犯として起訴された男(46)と5人の子供と一緒にアパートで暮らしていた。

 死亡した6人とはスナックの従業員と客として知り合った。同僚によると、「ほれっぽいところがあり、よくしゃべり愛嬌があるので人気があった」。客と2人きりになると、「一緒に暮らそうか」などと甘い言葉をささやき、身の上話を聞かせたという。

 交際が始まると、すぐに「結婚」を口にし、自分自身や家族の病気の治療費などの名目で金銭的な援助を求めた。中には別れるまでに渡した総額500万円相当の現金や貴金属が返済されず、民事訴訟を起こした男性もいる。男と共謀した詐欺事件では1千万円近い不正な利益を得たとみられる。

 手に入れた現金は浪費された。毎日のようにアパートの隣人を夕食や銭湯に誘い、代金1~2万円を負担した。また、近所のコンビニでは漫画本や菓子、飲料に毎回現金5~6千円を使った。美容院では3女の七五三の際に子供全員に着物とドレスを着せると告げ、料金約6万円を提示したスタッフに、「安いわね」と大声で話しかけたという。

 捜査幹部は「身の上話も経歴も全部うそ。でたらめだらけの人生」と断じた。

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動物園のペンギン盗む、ペット店主がバッグに入れ(読売新聞)

 長崎県西海市の動植物園「長崎バイオパーク」からペンギンを盗んだとして、県警西海署は27日、福岡市西区女原、ペットショップ店長本田旭容疑者(24)を窃盗容疑で緊急逮捕した。

 発表によると、27日午後3時半頃、フンボルトペンギン1羽をキャリーバッグ(高さ約55センチ、横約35センチ、奥行き約25センチ)に入れて盗んだ疑い。「(ペンギンを)返しに来た」などと、容疑を否認しているという。

 同パークが「挙動不審な男がいる」と同署に通報。捜査員が出入り口で本田容疑者に声をかけ、バッグを確認したところ、ペンギンが入っていた。雌で体長約50センチ。けがはなかった。

 フンボルトペンギンは、南米に多く生息。ワシントン条約で売買が禁止され、飼育するには環境省の許可が必要という。同パークでは2009年7月から8羽を飼育。屋外の水路に囲まれた敷地で放し飼いにしているが、水路の外の通路に出てくることもあるという。

 大宅貴之業務部長は「人懐っこいのかもしれない。巡回強化など対応を検討したい」と話している。

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売れ筋「1Q84」のみ、出版不況は深刻化(読売新聞)

 2009年の出版物の推定販売額が1989年以来維持していた2兆円を21年ぶりに割り込んだことが、25日、出版科学研究所の調べで分かった。

 書籍と雑誌を合わせた推定販売額は前年比4・1%減の1兆9356億円。書籍は村上春樹著『1Q84』のヒットはあったものの、ミリオンセラーは2点にとどまり、推定販売額は同4・4%減の8492億円、部数も同4・5%減の約7億1781万冊にとどまった。

 また、雑誌の販売額は同3・9%減の1兆864億円と、12年連続のマイナス。平均価格は上昇したが、販売部数は同6・9%減と14年連続の減少となり、落ち込みも過去最大となった。雑誌休刊は189点と過去2番目に多く、創刊点数の135点を大幅に上回った。

 同研究所では「書籍は『1Q84』以外に売れ筋商品が少なかった。雑誌は広告中心のビジネスモデルが成り立たなくなっており、創刊活動の停滞と休刊増という厳しい状況が続いている」と分析している。

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衆院予算委、「政治とカネ」で首相が謝罪(読売新聞)

 衆院予算委員会は21日、鳩山首相と全閣僚が出席して2009年度第2次補正予算案の基本的質疑を行い、政府と与野党が一問一答形式でやりとりする本格的な論戦の幕が上がった。

 首相は「政治とカネ」の問題について「私たちは新しい政治をしたいとの思いで政権交代を実現した。(それなのに)またお金の問題かと国民に疑われてしまうことは大変遺憾だ」と述べ、謝罪した。

 深刻さを増す景気・雇用状況に関し、首相は「2次補正予算をなんとしてもしっかり仕上げたい。早く結論を見いだしていただきたい」と述べ、早期成立への協力を訴えた。

 菅財務相は、2次補正予算案について「今後1年程度の間に、実質GDP(国内総生産)が0・7%程度押し上げられるものと見込んでいる」と説明した。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題では、首相は「5月までに必ず移設先を決めさせていただく。水面下含め、必要な首長さんに話をしたい」と述べた。

 同日午前は、民主党の松原仁氏ら与党議員が質問に立った。

 午後は自民党の谷垣総裁らが質問に立ち「政治とカネ」の問題などで首相らの見解をただす予定だ。

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